ボストンのシティズン・スクールズでは500種類以上のプログラムがあります。これらプログラムの核は「弟子入り制度」です。市民が先生になって、これまでやってきた趣味や仕事を、NPOの仲立ちで、9歳~14歳までの子どもたちに伝えていきます。1グループ8人くらいで、3ヶ月で1つのプログラムが終了するが、最後には『WOW!』というタイトルの大きな発表会が行われるのが特徴です。
この『WOW!』には、子どもたちの成長っぷりを見逃すまいとやってくる両親や先生たちに他のプログラムのスタッフ、市民先生、一般市民も訪れます。尚、ボランティアを志望する人達は1000人以上おり、人数はまだ増え続けています。
ボランティアの中には、裁判官の方なども市民先生になっていて、その裁判のやり方も、放課後プログラムになります。例えばあるおもちゃ企業同士の対決、ということで、開発をめぐる「模擬裁判」を設定して、3ヵ月後に本物の裁判所を借りて判決言い渡しを行います。9歳~14歳というと、本物の裁判所などめったに行く場所ではないから、実践型、体験型ということで、かなり盛り上がり、毎年マスコミに取り上げられるなど最も注目されています。現職の裁判官の市民先生もかなり忙しいが、子供どもたちから何か質問があれば電子メールなどですぐに応じます。その他のサポートは放課後NPOのスタッフ達が担当します。
1988年、当時のロサンゼルス市長、トム・ブラッドリー氏のリーダーシップで始まりした。最初は10校で始まりましたが今、このプログラムを受け入れている学校は107校と、10倍以上に膨れ上がりました。 月曜日から木曜日までは以下の内容で放課後プログラムが行われます。
月曜日から木曜日までは以下の内容で放課後プログラムが行われます。
| 2:30~ | 授業終了後、子どもたち集合。出席確認。おやつタイム。 |
|---|---|
| 3:00~ | 宿題タイム |
| 4:00~ | エンリッチメント・タイム |
| 4:45~ | クラブ活動 |
| 5:30~ | お迎えタイム |
エンリッチメント・タイムには、遊びの要素を色濃く取り入れた、算数・国語・科学・健康・芸術・音楽・ダンスの授業を、クラブ活動にはさらに遊びの要素を増したスポーツ・音楽・チアリーディング・チェスなど様々なプログラムを行います。
金曜日だけは決められた時間割はなく、LA's BESTの目玉商品、「特別プログラム」が待っています。
内容は、
(1)美術館への遠足などの「教育関連遠足」
(2)大リーグのロサンジェルス・ドジャースの野球教室などの「スポーツイベント」
(3)ディズニーランドなどへの「遊びの遠足」
(4)ミュージカル『ライオンキング』を楽しむなどの「観劇遠足」
(5)アフリカ系アメリカ人のパレードへの参加などの「地域のイベント」
になります。
1991年の夏に開催されたシカゴ市主催のある企画の成功がきっかけで生まれました。シカゴ市が所有する“37番地”の空き地をどのように有効利用しようか、という議論の中で、デイリー市長の奥さんマギーさんが「高校生に有効利用してもらおう」というアイディアが元でした。そこで「37番地にシカゴ市在住の芸術家たちと一緒に、何か芸術作品を作って欲しい」と募集したところ、250人の高校生が集まりました。初めはひと夏だけのプログラムとして始まったのだが、好評につき、NPOの形になって継続的に行われるようになった。
プログラムで代表的なのが、芸術家達と一緒に行う活動『ギャラリー37』です。そこでの先生役は、若い画家や映像作家といった芸術家の方です。芸術といっても、音楽、料理、舞台など様々な分野がありますが、若い芸術家というのは、作品だけでは、なかなか食べていけません。そこでこうした場所で自分の作品を制作しながら、高校生達に教えてあげる、または弟子に迎えて、一緒に創作活動をしていくという形でアルバイト代を稼ぐという面白い形をとっています。実は高校生たちにも、コンビニで働いた時くらいの報酬が支払われます。バイト代を稼ぎながら芸術家たちと切磋琢磨する機会を得られるというわけです。
その報酬の財源の1つは、子どもたちの作品です。ビルの一階にある売店で販売されています。また「料理プログラム」でできたケーキやお茶も出すカフェも2階にあり、夏にはアイスクリームも販売してシカゴ市民の好評を得ているということです。
また他には、企業等から、技術の専門家達に来てもらって、壊れたパソコンを直すなどの活動『テック37』、ジャーナリストや作家、詩人らが学校を訪問して、高校生と共に作品やドキュメントを作る『ワード37』、バイト代を稼ぎながらライフセーバー技術の資格を取得したり、野球やバスケットボールの審判員の資格をとる『スポーツ37』など、高校生向けの“大人の実践的プログラム”を設けているのが特徴です。